東京と横浜で「今からできるボランティアミィーティング」を開催しました

被災地の現状をお伝えして、今からできるボランティアのカタチを参加者の方と一緒に考える「今からできるボランティアミィーティング」を横浜と東京2会場で実施してきました。



セミナー「復興の中でのITと今後のボランティア」を開催しました(2011/12/17)
東京で「今からできるボランティアミィーティング」を開催しました(2011/12/18・19)


もう何度もボランティアに参加したことがある方から、まだ一度も被災地へ行ったことがないという方までさまざまな方にご参加いただきました。

マスメディアなどで震災関連のニュースの絶対数が減ってきている中、団体の活動にフォーカスした報道はほとんどありません。
現地で活動する団体も情報発信はしていますが、なかなかそれが被災地以外に届かないのも現状だと思います。
被災地の現状として、被災地で活動している団体の活動紹介や、自身のスキルを活かして活動しているボランティアさんの事例を紹介させていただきました。
事例を紹介させていただくと、参加者の方からは「さまざまな団体の活動を知れて良かった」「実際に自分も行って何かできそうだと思った」との声をいただきました。

まずは現状を知り、自分にできることを考える。それが被災地支援の第1歩だと思います。


自身の趣味や特技が被災地でボランティア活動に活かすことができるという気付きは、参加者の方にとって新たな発見だったようで、こういうことできるんじゃないの?といったアイデアがたくさん出ていました。




時計の会社にお勤めの男性からは、仮説住宅の集会所でお茶会をしながら被災者の方がはめている腕時計の掃除をするといったアイデアが出ました。
その方自身、時計が好きで時計いじりは最高に楽しいひとときだそうで、被災者の方が大事にされている時計を綺麗に掃除しながら時計の話をしたいですねとおしゃっていました。

そういった自分の好きなことや得意なことで被災者の方と一緒の時間を過ごしコミュニケーションをとることは、心身ともに疲労している被災者にとって楽しいひとときになると思います。


これからはそういった自身の好きなことや得意なことベースに被災地に提案をしていくボランティアのカタチがどんどんと増えていき、被災地の復興はもちろんですが、ボランティア参加者自身も楽しみながら成長できるようになればいいなと思います。

ご参加いただきました皆さん、ありがとうございました。