【ボランティア教育】多賀城の災害公営住宅にて講話いただき課題発見ワークショップを行いました

こんにちは。
ボランティアインフォのばばです。

多賀城高校で実施している「ボランティア教育プログラム」。
昨年より「総合的学習の時間 課題研究(テーマ:ボランティア)」という授業内で実施しています。

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先週9/30(土)は4コマの集中授業だったため、多賀城高校生と一緒に、多賀城市内の災害公営住宅を訪問しました。
そして、公営住宅の自治会の方から講話いただき、課題発見ワークショップを行いましたので御報告します。

 

こちらの公営住宅は、東日本大震災から5年後の平成28年3月に完成し、入居が始まりました。
世帯数は250以上、500名以上の方々が居住されています。

 

この日は、公営住宅の自治会の方より、ボランティアに参加する心構えといったお話から、公営住宅の今日に至るまでの経緯、また住宅および自治会における問題・課題について講話いただきました。

特に、市内外から出身・職業・年収・家族構成等問わず、様々な方々がひと時に入居したことで、自治会でもなかなか住民全てを把握することは難しいようでした。
また、やはり高齢者が居住者の半分以上を占めるという課題も示されました。

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講話の後には、是非若人の考えを聞きたいとのことで、自治会の方よりお題を複数いただき、生徒も真剣に考えていました。

その後、引き続き公営住宅の会議室をお借りして、生徒一人ひとりに自分が解決に取り組んでみたい課題を考えてもらい、最終的に次の3つのチーム(課題)に分かれました。

① 子ども支援
② 環境美化
③ 観光支援

そして、チーム毎に改めて取り組む課題の認識を共有するとともに、課題の解決策を付箋紙に書き出して、そのうち自分たちが実施(活動)したい内容をワークショップ形式で検討しました。

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ようやく生徒による課題解決のための自主企画(活動)の方向性が見えてきました。
次回は、今回チーム毎に話し合った方向性について、少しづつ深堀していきます。

 

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(ボランティアインフォ ばば)