東京で活動する『課外のあらいぐま』さんにおじゃましてきました!

震災関連のボランティアってどんなイメージがありますか?
現地に行かなくてはできない?外での活動するものばかり?力仕事が多いの?
そう思われる方も多いと思いますが、外で活動をするのが苦手な方でもできる、そして関東にいてもできる活動があるんです!

課外のあらいぐまは、東日本大震災津波で流された写真をデータ化・洗浄する活動を都内を拠点におこなっています。
 



震災後の2011年7月から、「りす会」という団体が都内で女川や陸前高田の写真を中心に写真洗浄のボランティア活動を行ってきました。現在は

山口県の「あらいぐま作戦@山口周南

●神奈川県の「海辺のあらいぐま

●東京都の「写真洗浄@光が丘

の3つの団体に分かれ、それぞれの地域で現在も、被災地に写真を返却することを目標に活動を行っています。

課外のあらいぐまは、2012年より活動を始め、現在では釜石市陸前高田市の写真を中心にデータ化・洗浄しています。



私が伺った日も、ボランティアさんが来ていました!
ボランティアに参加していた女性と少しお話をさせていただきました。
その方は、秋田の大学から今年、東京に就職をしたそうです。
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Q:いつも、ボランティアに参加しているのですか?
「初めてです!ボランティアもしたことなかったです。私は、2011年3月11日にたまたま仙台にいて震災を体験しました。
だから、ずっと気になっていてボランティアしたいなと思っていました。東京でもできるボランティアがあることを知って、初めて参加しました」

Q:参加してみてどうですか?
「やりがいがあるな、と思いました!また参加したいです。今日のこの写真が、ちゃんと返却されるところまで見届けれたらいいのにな。と思いました」
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お話を伺った女性だけではなく、毎回新規のボランティアさんが参加しているそうです。
参加している方の年齢も、様々でご家族で参加している方もいました。

私も、洗浄された写真を見せてもらいました。



写真は2011年3月11日以前の、陸前高田の人たちの想い出ばかり。
一度は汚れてしまった写真だけど、この1枚1枚にボランティアさんたちの気持ちもこもっているように感じました。
ボランティアのみんなが手作業できれいにした写真たちを、持ち主に返せたらいいなと私も願いました。

洗浄・データ化を必要としている写真がまだあり、参加者さんの協力が今後も必要です。みなさんのご協力をお待ちしています。
具体的にはどんな作業をするの?と気になった方は是非一度、課外のあらいぐまさんのブログをご覧ください♪
日々の作業の内容が丁寧に書かれていますよ。
ブログ→ http://kagaiguma.blog.jp/
最新ボランティア情報→ 
http://bit.ly/1oWgchT

その他にも、ウェットティッシュや無水エタノールなどなど活動で使う消耗品等も募集しています。
詳しくは備品リストをご参照ください→ http://bit.ly/1ncGXiy

スタッフの方も明るく、いい雰囲気でした!
東北にはなかなかいけないけれど、ボランティアしてみたいな…という方や
ボランティアをしたことのない方にもおすすめですよ。

(ボランティアインフォ 田屋)