【311イベント】心をあたためる〜七ヶ浜町での足湯ボランティア〜

1995年の阪神・淡路大震災を受け、前身である「震災から学ぶボランティアネットの会」を発足し、2007年に愛知県からの認証を受け、「特定非営利活動法人レスキューストックヤード」が正式に発足しました。

「レスキューストックヤード」さんは、災害ボランティアをはじめ、災害救援・復興支援、地域防災など幅広く活動している団体です。
発足以来、様々な自然災害の現場で復興支援活動を行なってきました。
今回の東日本大震災においては、宮城県七ヶ浜町に入り様々な支援を行なってきました。
その一つとして避難所や仮設住宅の集会所での足湯があります。



仮住まいの不便さや今後の生活再建に向けての不安や焦りなど、悩みを抱えていることが、住民の皆さんとの会話の端々から見受けられるそうです。
不安を抱えた住民の皆さんにとって足湯は、普段はあまり言えない不安を口に出して言える場であったり、友達ができるきっかけの場であったり、不安を紛らわすことができる場になっているようです。

足湯は、「身体」だけではなく「心」もあたためる、そんな不思議な力を持っているようですね。

今後も「レスキューストックヤード」さんは、足湯が住民の皆さんが集まるきっかけとなり、ボランティアが住民同士をつなげるパイプ役となることを目指して、足湯の活動を続けていくそうです。

このように、災害ボランティアには様々な活動があります。
今回のイベントでは、「レスキューストックヤード」さんによる足湯体験があります。
ぜひこの機会に、足湯の不思議な力を体験してほしいなと思います。
また、この体験を通して、自分にもできる支援を見つけていただけたらと思います。

1万のつながりを 〜311から未来へ〜

(ボランティアインフォ・工藤)