【311イベント】震災を乗り越えて〜七ヶ浜の新ブランド花渕浜のワカメ誕生〜

「なならぼ」さんは、七ヶ浜町災害ボランティアセンターにてボランティア活動を通じ長期的に活動している有志メンバーで設立した団体です。
美しい七つの浜を持つ町七ヶ浜町の地場基幹産業の復興を願い、漁業・農業の支援団体として活動しています。
「なならぼ」とは、七ヶ浜復興研究室の英訳Reconstruction Laboratory of Shichigahama から命名したそうです。

先日、震災後初めて養殖されたワカメの初入札があり、想定入札金額の倍以上の高値が付いたそうです。
震災によりすべての機材・資材を失う、壊滅的な被害を受けた七ヶ浜の海苔・ワカメの養殖業。
新しい養殖業として、花渕浜でのワカメの協同養殖を試み、漁師さんたちは辛い時期を過ごしながらもコツコツと手作業で準備を進めてこられました。
入札で高値が付いた時は、その疲れも一気に吹き飛び、作業小屋では漁師さん・奥さんたちが祝杯を上げる一コマもあったそうです。

 

今回のイベントでは、この協同ワカメ養殖業を営み始めた漁師さん達と共に、花渕浜での養殖に初めて成功した花渕浜初獲りワカメをご紹介します。一級品とお墨付きをもらったこのワカメですが、「高値はついたけれど、今回は儲げらんねぇ」と漁師さん達。
初入札高値の御礼とご支援に感謝する気持ちを込めて提供くださいます。



身もしっかりと肉厚で、歯ごたえもしっかりの花渕浜のワカメを是非ご堪能ください。

1万のつながりを 〜311から未来へ〜

(ボランティアインフォ・工藤)