現地の声を聞く【石巻 愛ちゃんぷる〜】
石巻に行ってきました
ボランティアインフォ大藤です。
先日、ボランティアインフォのアドバイザーである藤代さん、カメラ担当工藤、私で石巻のボランティア団体「愛ちゃんぷる〜」の拠点を訪問してきました。

伺った時はお風呂を作っていました!
ボランティアの宿泊施設も兼ねた新しい拠点として、また地域のコミュニティーセンターとして利用するため、修繕からライフラインまで自力で作業しているとのことでした。
代表は島田治郎(愛称:しまじろう)さん。
沖縄で10年以上仕事をし、震災後にボランティア活動をしながらたどり着いたのが石巻湊地区でした。
リフォームや大工仕事に精通していたため、まずは近所の方の家を修繕したのがきっかけで湊地区に拠点を作り、それ以来、全国そして海外からもボランティアを受け入れ、精力的な活動をしています。
お話を伺った民家は、畳間を通る風が居心地良く、縁側にはこれから花を植えて、バス停でバス待ちをする人のコミュニティースペースにするとのこと。
愛ちゃんぷる〜のアイディアはいつも「愛」に溢れていました。
「結局は自分のためなんだよね。ボランティアでやっているのも人を助けることで自分も癒されている。」
「阪神大震災の時、現地に行かなかった。その事を後悔しているのもきっかけ」

愛ちゃんぷる〜には年齢、出身地も様々な人が自然と集い、得意分野を生かしながら活動しています。
都会では味わえない連帯感を共有しながら、皆、自分が抱えるそれぞれの課題に向き合っているのかもしれない、としまじろうさんは語ってくれました。
だから作業の失敗は恐れないでどんどん挑戦して欲しい!とも。
幼い頃の将来の夢は「地球防衛軍」と教えてくれたしまじろうさん。
暖かく優しい人というだけでなく、人を助けたい、守りたいという気持ちがまっすぐ伝わってきました。
また会って話を聞きたい、そう思わせてくれるしまじろうさんでした。
(大藤)