【もとボラプロジェクト第三期学生レポート 3日目】

もとボラプロジェクト第三期学生レポート3日目は、東京から参加の田島がお届けします。

本日は、山元町方面のAチーム、女川町方面のBチーム、編集チームに分かれて活動しました。

Aチームは、山元町VCで、石巻を拠点に活動する移動タクシー「レナ」の話等を伺い、宮城病院、band-aid、Hands on Tokyo、その後山元町・中山・亘理の仮設住宅付近の聞き込みでは、自転車・バスの運行・仕事など様々な要望が伺えました。

私の属したBチームは、まず「コンテナ村商店街」を訪れ、会長さんに壁のデザイン画の希望等を伺いました。お客さんはまだまだ少ないそうです。しかし、大きなデザイン画によるお客さんの呼び込みの効果は大きいのではと思いました。



次に、仮設住宅建設のお手伝いをされているという団体の「女川VAN」さんが活動する野球場に訪問しましたが、本日はお会いすることが出来ませんでした。

続いて「小さな復興プロジェクト」の方にお会いしお話を伺ったところ、こちらでは女川町の職を失ってしまった方々を対象とした自立支援を目的に活動されていると伺い、専門職や会計など自立支援の妨げにならない形でボランティアできる方の募集には前向きの考えを示していらっしゃいました。

次に伺った「女川向学院」では、小中学校の生徒を対象に町内の塾講師等の方たちが学習指導をしており、現在、熱意のある学生や若手の社会人を募集していると伺い、掲載依頼をいただきました。
今後は長期で指導できるボランティアが欲しいとのことです。



仙台駅の案内所が8月末で終わることから、情報発信のためのフリーペーパーの発行を検討するチームの活動が始まりました。コンセプトはボランティアをもっとふやす、ボランティアに興味のない人に興味を持ってもらうことです。

私は、被害の大きい石巻沿岸部付近で跡形もない光景を初めて見て、言葉を失いました。しかしその付近では既に復興している学校やお店を見かけて少しずつですが着々と復興は進んでいます。しかし、ボランティアを募集したい団体が多くあり、まだまだボランティアの手は行き届いていないという声を聞く限り、ボランティアを送り込むことのために確実な情報発信をしていくことは続ける必要があると感じました。
夜は、今までの活動を通して全員が感じたこと等を一人一人話しましたが、結果が見えにくい活動ではありますが、その中から学んだことはみんなあり、今後がどうなっていくのかが楽しみです。

 ・もとボラプロジェクト第三期学生レポート1日目
 ・もとボラプロジェクト第三期学生レポート2日目
 ・もっとボランティアを!プロジェクト第一期報告会(第一期の活動報告です)