【もとボラプロジェクト第二期学生レポート 5日目】

もとボラプロジェクト第二期もついに明日で最終日となりました。
5日目のレポートは、千葉県から参加している高橋がお送りします。
今日は石巻方面への聞き込みチームと、バックオフィスチームの2グループに分かれて活動を行いました。

現地チームが今日訪れたのは、全部で4か所。
NPO石巻スポーツ振興サポートセンター開催の「わんぱくスマイルキックベース大会」
石巻ボランティア冊子「ISHINOMAKI2.0」を発行されている村松さん
テレビでも紹介されたボランティア団体「nadia」
写真洗浄を行っている「大川写真展」

「ISHINOMAKI2.0」を発行されている村松さんは、NPO石巻スポーツ振興サポートセンターでクラブマネージャーもされている方です。
「震災前、石巻は経済が衰退しつつあって眠りゆく街だった。だからこの震災をきっかけに、石巻をバージョンアップさせたい」災害に強い街づくりだけではなく、石巻を、つい人が訪れたくなるようなそんな街にしようというのです。
まずは、がれきの片づけ、その後はインフォメーションセンターを作って、ボランティアに来た方々が泊まれるような施設を作ることも計画中のようです。
まだ、先がどうなるかわかりませんが、もしこのような施設が完成すれば、さらに多くのボランティアの方々がもっと簡単に石巻を訪れられるようになります。

その次に訪問したのは、カナダ人のクリスティーナさんがリーダーを務めるボランティア団体「nadia」です。nadiaは「希望」という意味。

「手に国籍はない」というクリスティーナさん。
その言葉が示すとおり「nadia」では様々な国の出身の方々が集まっていて、なんと、22か国の方々が一緒にボランティア活動をされているそうです!
活動は土日に行われており、金曜日に新宿で落ち合い夜行バスで石巻へ。日本を旅行中の外人さんからボランティアを目的で日本に来られた方まで、様々な経緯で集まり石巻の復活に力を入れています。「ボランティア活動は、石巻にボランティアのニーズがなくなるまで続けます」とのことで、掲載依頼も頂きました。

最後に伺ったのは、大川小学校の写真展。
こちらでは、震災で汚れてしまった写真を洗浄して展示しています。
もう掲載依頼をいただいている団体さんですが、現地に足を運んでいなかったので訪問させていただきました。
たくさんの写真が飾られています。しかし、まだ全体の8パーセントしか展示されていないようです。とにかく人手が足りない!!皆さんもボランティアしてみませんか。


バックオフィス組はデータベースの内容をチェック。質のいい情報を提供するために取り組んでいます。夜はメンバーで集まり第二期の反省会。たくさんの反省点や改良した方がいいポイントが出てきました。


 ・もとボラプロジェクト第二期学生レポート1日目
 ・もとボラプロジェクト第二期学生レポート 2日目
 ・もとボラプロジェクト第二期学生レポート 4日目
 ・もっとボランティアを!プロジェクト第一期報告会(第一期の活動報告です)