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仙台市若林区で活動する「Dandeらいおん」〜見落とされがちな支援先〜

若林区南小泉の社宅マンションの一室。昼下がりの暖かな日差しの中で、押し花を使ったはがき作りを楽しむのは、若林区荒浜で被災した被災者の方々だ。

「あんだのすごくきれいよ〜」
「みんなでやると楽しいわね、会話が出来て一番いいわ!」

と、口と手が忙しく動く参加者の顔には、明るい笑顔が溢れる。


ここは若林区南小泉にあるJR東日本社宅だ。仙台市が借り上げて、いわゆるみなし仮設住宅として、2年間無償で被災者に提供されている。

プレハブの仮設住宅にあるような集会所は無く、外部からも支援先としてわかりずらいため、ボランティア団体やNPOなどの支援、物資の配布も極端に少ない。
市街地に近い場所にあるにも関わらず、支援が行き届いていないという現状に立ち上がったのが、ボランティア団体「Dandeらいおん」だ。

「いつのまにか夢中になって活動をしていました」

と話すのは副代表の齋藤亜紀子さん。携帯小説作家としても活動し、作家仲間が心配して支援してくれた物資を、周囲の方に配布したことがきっかけで、いつにまにかボランティア活動に一生懸命になっていた。団体の運営も、助成金の申請もすべてが手さぐりで、戸惑うことも多いと言う。

「震災前はむしろ人と関わることが苦手でした。周りからもボランティアなんて向いていないって言われた。でも活動を通して自分が変わったことが良くわかります」

震災は多くの人、ものを奪い去っていったけれど、この活動を通して本当に多くのことを学ばせてもらっていると齋藤さんは話す。物資支援だけではない、コミュニティーつくりや、荒浜の綿花を使ったグッズ作成など(リンク:東北コットンプロジェクト)支援の幅は今後も広げていく予定だ。



この日は、登米市在住の遠藤美香さんを講師に招き、押し花を使ったはがきやコースターのワークショップが行われていた。

団体のモットーは「必要な物を、必要な人に、必要な分だけ」
物資ニーズの聞き取り調査は細かく行い、全体に同じものを一斉に配るような配布は行わない。また物資支援だけではなく、コミュニティー作りのために、婦人会と連携して手仕事ワークショップをおこなっている。今回のはがき作りはその第一歩だそうだ。
「ビースアクセサリーでも、手芸でもなんでもいいんです。あなたの特技を生かして、支援の輪に加わってみない?と様々な人に伝えたい」と、講師の遠藤さんは話す。




必要とされるボランティアの質が変わってきていることは、このブログでも紹介してきたが、現場からの声がそれを後押ししていると私は感じた。思わぬ自分の趣味や特技が、実は被災者の心を少しだけ明るくする“種”であることを、もっと多くの人に知ってほしいと思う。

Dandeらいおんホームページはこちら!


(ボランティアインフォ:大藤)

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