Rock Corpsセレブレーションのボランティアコーディネートをおこなってきました

9月6日(土)福島県福島市のあづま総合体育館で行われたRock Corps のセレブレーション当日のボランティアコーディネートを行ってきました。

 



そもそもRock Corpsとは…?
「4時間以上のボランティア活動をすると、アーティストの音楽イベントに参加できる」という仕組みで
2005年にアメリカで初めて開催され世界9か国14万人以上が参加しているものなんです。


そして今回、初めて日本で開催されました。
今年の4月頃からセレブレーション当日まで、東北や関東で東日本大震災関連の支援を行っている団体のボランティアプログラム
に参加し活動をすると、6日のセレブレーションに行ける権利がもらえます。


今回は、セレブレーション当日の運営ボランティアのコーディネートを行ってきました。
茨城や福島県内からきたボランティアさんと一緒に、チケット交換とインフォメーションのポジションで活動をしました。

当日は、とても日差しの強い1日でした。
ですが、会場1時間目には長蛇の列!!!!

9月にしては暑い中での活動でしたが、みなさんチームワークよく、大きなトラブルもなく活動を終えることができました。
「この夏、何もしてなくて…夏の最後にボランティアをしよう!と思ってボランティアに申し込んだんです」
「いまは関東に住んでるんだけど、祖父母の家が福島にあって今回参加してみたんです」

夏の終わりに、みなさんそれぞれ様々な気持ちでボランティアに参加していました。

 

今回はRock Corpsのプログラムには約4000人がボランティアに参加がしたそうです。
そして、その半数以上が初めてボランティアに参加した人たちでした。
(セレブレーションでライブをしたアーティストのみなさんもボランティアに参加したそうです!)

私がいままでボランティアコーディネートをする中で、「ボランティアってしてみたいけど、きっかけがなくて参加できていませんでした…」という人にたくさん出会ってきました。
だけど、1度参加すると次行くときのハードルはぐっと下がります。
Rock Corpsは「ボランティアにいくとライブが見れる!」というだけではなく、「ボランティアに行くきっかけ」を与えてくれるものなのだなと思いました。

普段、ボランティア情報を掲載させていただいている団体さんの中にもRock Coprsのボランティア受入を行っているところがありましたが、みなさん口をそろえて
「ライブに行きたいという理由だけでボランティアに参加する人が多いのかな。という心配も少しあったけど、
実際にボランティアを受け入れてみるとみなさん一生懸命に活動をしてくれて、受け入れて本当に良かったです」とおっしゃていました。




会場いっぱいに入ったお客さん。
大学生くらいの若い人から、杖をついたおばあちゃんまで幅広い年齢の方が来ていましたが、
「ここにいる人たち全員がボランティアに参加したんだな」と思うと、すごいパワーを感じました。

ボランティアはやってみないとわからないことがたくさんあるなと思います。
きっかけを掴んで、自分のタイミングで参加して、震災に関わらず、困っている人がいたらすぐに動ける人が日本にも増えて行けばいいなと改めて思いました。

最後は、運営ボランティアさんたちと
「また、会いましょうね!」と別れました。
またどこかで一緒に活動できるのを楽しみにしています。お疲れ様でした!

(ボランティアインフォ 田屋)