Place2015のお手伝いをしてきました
9月22日(火)に日立で開催された東日本大震災復興祈願野外FES -Place2015-でボランティアコーディネートのお手伝いとみちのくフェスティバルラインの出展をしてきました。
茨城県日立市は東日本大震災の被害を少なからず受けながらも被災3県以外ということで多くの支援が集まらないまま時が経ち、気がつけば街には活気がなくなり人がどんどんいなくなっていったと彼らは言いました。そんな街を音楽で元気にしたんだと。
みちのくフェスティバルラインの立ち上げをする時にこのフェスを紹介していただき、その話を聞いて是非一緒に盛り上げていきましょうと話をしたのを今でも覚えています。
その後、Placeの主催メンバーはみちのくフェスティバルラインのいろんなフェスに気軽に手伝いにきてくれました。そして自分達のフェスにもこの要素を取り入れようだとか話をしていました。
そんなPlaceが今年も無事開催され、お手伝いいただいた恩返しの意味も込めて参加してきました。
会場は日立の海岸すぐ近くにある公園で、すごくロケーションのいい場所。波の音と各ステージから流れる音楽がすごく気持ちよかったです。
集まってもらったボランティアさんにはエコステーションやエントランス、海岸警備などを実施していただきました。
エントランスは地元のガールスカウトの方が担当してくれて、可愛い笑顔でお客様をお出迎えしました。
その他のポジションのボランティアさんも暑い中一生懸命頑張ってくれました!お疲れ様でした。
みちのくフェスティバルラインで彼らに出会うまで自分は日立の状況を知りませんでした。仙台を拠点に宮城、岩手、福島を中心にボランティア情報の収集と発信を震災後から実施してきましたが、その陰で頑張っている地域があったことを知り、そして今回実際にその地域を盛り上げるお手伝いを少しでもできたことが嬉しかったです。
主催者バンドの呼びかけで全国のバンドや地元の有志、そしてボランティアが集まり、地域を盛り上げるためのフェスを創り上げて、しっかり最後までやりきる。簡単なことではないけど、大変なことはたくさんたくさんあっただろうけど彼らはそれをやりきり、それを側で見させていただき、単純に感動しました。すごくいいフェスだなと。
地元の方にとっても、出演するバンドにとっても、そして遠方から来るお客さんにとっても、誰にとってもいいフェスがPlaceという場なんだと感じました。
そんな素晴らしいフェスのお手伝いができたこと、そしてみちのくフェスティバルラインを通じて仲間であることを誇りに思います。
そろそろフェスシーズンも佳境になってきました。ひと段落したら各フェスの主催者が集まって今年の振り返りとかお酒飲みながらしたいですね。
Placeの関係者の皆さん、お疲れ様でした!
ボランティアインフォ 北村