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引越作業中です

『子どものために、地域のために。生きる力を育む』ユースみやっこベースさんに訪問してきました。

今回は、岩手県宮古市で活動するユースみやっこベース代表の早川さんにお話を伺ってきました。

震災後、高校のボランティアサークルが積極的に支援活動を継続したり、「復興の力になりたい。地元のために何かしたい。」と思っていても、実際に高校生が活動できる場所が少なかったそうです。

ユースみやっこベースは、「地元のために何かしたい」と思う高校生が活動できるきっかけになるようにと、2013年2月に設立されました。
そして2014年4月に宮古駅近くに、フリースペースができました。

現在は、高校も部活もばらばらの市内の1年生から3年生までが、フリースペースを利用したり、実際に商店街などのイベントや障害者支援、震災復興などのボランティア活動にも参加しています。

 
(フリースペースには高校生向けの情報や震災関連の本など置いていました。)

高校生たちはリースペースで仲間の誕生日を祝ったり、受験の決意などもしているようです。
毎月1回、高校生サミットが開かれています。高校生サミットは、復興、まちづくりに関することや、それぞれ学校の話題など様々なテーマで話し合いが行われています。

高校生の意見を聞いても、「大人がそう言っているから…」というように普段親や大人が発言していることが影響しているそうです。
ただ、その意見は実際にどうなのか?どこまでが本当なのか?高校生自身が「調べ、確かめる」ということも行っているそうです。


(過去に高校生サミットでワークショップをした時に出た意見が貼ってありました)

宮古市は、県庁所在地の盛岡市から車で約2時間~2時間半ほどかかり、本州最東端の地域が宮古市にあるくらい、一度宮古市を離れてしまうと戻りにくい場所なのです。
宮古市には高校卒業後の進学できる学校も数えるほどしかなく、地元で就職するとしても業種が限られてしまいます。

ただ、高校生の時に「地元」について考える機会があることで地元に対する気持ちも変わってくるのではないかと思います。
地元残るという選択肢が増えるということ。離れてしまっても地元を想える気持ち。というのはすごく大切なことなではないかと思いました。

震災からもうすぐ4年経とうとしています。
各地に、さまざまなコミュニティスペースができ始めています。
前々回の紹介した「気仙沼あそびーばーの会」さん
前回紹介した「ピースジャム」さん
そして今回の「ユースみやっこベース」さん

学校以外に子どもたちが集まれる「場所」があるというのは、遊ぶ、作業する場所という役割だけではなく、子どもたちが気持ちの面で落ち着ける場所があるということなのだと思いました。
そして、子どもが集まる場所には何かしらの形で大人や地域が関わります。

今回、訪問した3か所はたくさんの「わくわく」が詰まっている場所だと感じました。
今後も、地域で継続的な活動ができるように応援していきたいと思います。

(ボランティアインフォ 田屋)