ツール・ド・東北 2014のお手伝いをしてきました
9月14日(日)に石巻~気仙沼の沿岸部を自転車で走るツール・ド・東北 2014が開催されました。
今回が2回目の開催で、昨年まで石巻-南三陸だったのが、今年は気仙沼までの往復220キロコースを新設。ボランティアインフォでは気仙沼エリアのクルー(ボランティア)の調整役としてお手伝いしてきました。
今回のツールド東北に関わったクルーは合計800人以上!すごい数です!!
大会前日の13日(土)から石巻専修大学でライダーの受付などが始まり、クルーが大活躍!
雨が降ったり止んだりの天気でしたが、大きなトラブルもなく前日は終わりました。
レース当日の14日(日)はスタート時間が早朝ということもあり、朝はやくからクルーの方に集まってもらって各配置へ。気仙沼行きのクルーバスを見送りつつ、自分も後をつけて気仙沼へ向かいました。
気仙沼エリアでのクルーの仕事としては、コース管理とエイドステーション運営がメイン。と、言うのは簡単ですが、コースは車でまわっても半日以上かかる道のりな訳で。。。コース管理のポイントへの人の移動や、交代など色々と至らない点は多かったですが、クルーの方は文句1つ言わず笑顔で活動してくれました。
エイドステーションや給水ポイントでも多くのクルーが頑張ってくれました!
階上小学校エイドは入り口がわかりにくく、用意していた看板だけでは見落としがちでしたが、レースが始まるとクルーの判断で階上小前の道路に引き込む誘導クルーがいました。必要なことを自分達で考えて動く、これがボランティアの良さです!
階上小エイドでは地元の高校生も頑張ってくれました。
蔵内漁港エイドステーションは入り口が下り坂の途中にあって、ライダーがものすごいスピードで下ってきます。こちらもクルーの自発的な判断で、坂の中腹から「間もなくエイドステーションです。スピード落としてください!」と声がけをしてくれてました。
蔵内漁港ではわかめ饅頭とわかめ汁が提供されました。地元の美味しい食べ物が食べられるのもツールド東北の魅力の1つ!
大谷海岸道の駅のあたりは震災の津波で大きな被害が出て地域の1つです。ここのエイドステーションでは休みながら献花台に手を合わせるライダーの姿もありました。
そんな大谷海岸ではさんまの蒲焼丼が提供されました。自分も昼食にいただきましたが美味しかったです!
アップダウンの激しいコースでライダーも大変だったかと思いますが、クルーだけでなく沿道から地元の方の声援がたくさんあって、皆さん笑顔で走っていたのが印象的でした。
自分は気仙沼エリアでクルー解散の最後までいたので、専修大でのライダーのゴールシーンは見れなかったですが、きっとゴールもたくさんの笑顔に溢れていたんだと思います。
今回は準備段階から3ヶ月近くお手伝いさせていただきましたが、今思えばもっと踏み込んでできたことはあったかなと思います。もっとクルー1人1人が活動しやすく、かつ仲良くなるようにできることがあったかなと。反省点は来年の大会に活かしていきたいと思います。
最低でも10年は続けていく大会に!ということなので、これからの東北を代表するイベントにツールド東北がなっていくように、今年参加いただいたクルーはもっと運営内部に入っていただき、クルーの輪を地元で広げていきたいと思います。
運営スタッフの皆さま、そしてクルーの皆さんお疲れ様でした!近いうちに打ち上げしましょう!!
ボランティアインフォ 北村