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「地元が中心となった復興を実現。」復興応援団さんにお話を伺ってきました。

「地元が中心となった東北地域の復興を実現」というビジョンを掲げる通り、
復興応援団さんは、地元の人たちを応援することをメインに2011年から南三陸に拠点を置き、定期的にボランティアツアーを企画しています。

現在までになんと!のべ1200人以上のボランティアさんが参加しています。
参加者のほとんどが社会人です。一般のボランティアの他にも、最近は関東から企業単位で参加される人たちが多いそうです。

現在は、「仕事づくり」「希望作り(心のケア)」「英知の伝承」の3つを掲げ、
ツアー事業をメインに仮設住宅のサポートや防災減災事業、神社仏閣の保存活動なども行っています。


バスツアーのプロジェクトは2つあります。
■農業を通じた復興を応援しようプロジェクト


 

南三陸町歌津地区の小野花匠園さんのお手伝い。
農家の小野さんは、当初家族経営で回していましたが、現在は株式会社となり3年で社員9人、季節バイトは30人近くを雇用し、年間を通して雇用を生み出しています。

■漁師が仕掛けるブルーツーリズム開発応援プロジェクト


 

南三陸町泊浜地区の金比羅丸のお手伝い。
震災で被害にあっても漁師さんの多くは「やっぱり海で働きたい」という気持ちがあり、メインの養殖は震災前から50%ほど戻ってきているそうです。
ボランティアが海に来てくれることで様々な仕事ができるようになり、漁師さんたちの仕事が少しずつ増えているそうです。


「ボランティアバスツアーを通して、そこにファンを増やし、地元の人たちの仕事が増えていくことが目標です」
「ただし、ボランティアが来るから受け入れる人たちの仕事を増やすわけではないんです」
と復興応援団の浅野さんは話してくださいました。
ボランティアの受け入れのために労力を使っていたら本末転倒。
その為、繁忙期はボランティアを受け入れる余裕がない為、ボランティア受入をしていないそうです。




ただ単にボランティアを受け入れるだけではなく、地元の人たちと経営戦略、広報戦略をきちんと考えています。
頻繁に顔を合わせ、一番困っていることはなにかということに寄り添い、現地・地元を大切にしているということを、浅野さんの話を聞いていて強く感じました。

また、活動を続けていくにあたって、リソースマッチング(=それぞれができることでかかわっていく)を大切にしているそうです。
例えば、ある企業のボランティアさんは、ボランティアに行った際にとある食堂の方と意気投合をして、
食堂のメニュー表を改訂するという約束をし、仕事の経験を活かしながら本格的に作成に取り組んでいるそうです。


一度、現地に足を運び自分の目で被災地をみて、人と話すことで、その時は自分に何ができるかわからなくても、一度行ったことで何か発見して繋がっていく。
それのきっかけを与えてくれるのはバスツアーであり、復興応援団さんなのだと思いました。

復興応援団さんは活動を始めた2011年から、5~10年後の地域を想定して活動をしています。
現在は、地域住民と共に復興を目指す団体も多くなっていますが、震災後すぐに、特定の地域の先を見据えた活動をしていたところは少なかったのではないでしょうか?

今回お会いした浅野さんが、とても楽しそうに活動の様子を話してくださるのが、とても印象的でした!
バスツアーのボランティアはリピーターもすごく多いそうです。
復興応援団さんの最新ボランティア情報はこちらから!

http://bit.ly/1ChBayG

(ボランティアインフォ 田屋)