『第45回仙台七夕花火祭』をお手伝いを兵庫の大学生と一緒にしてきました!

仙台七夕祭りは、仙台青年会議所さんが中心となり、毎年仙台七夕祭りの前日に行われています。
1万6千発を打ち上げ、50万人近くが見に行くと言われている、仙台で一番大きな花火大会なのです。

今回は、ひょうごボランタリープラザさんと兵庫からきた大学生ボランティア18人と一緒に、有料観覧席のチケットもぎりや会場誘導などの活動をしてきました!

当日の8月5日は、気温が35℃近くまで上がり今季最高気温を記録するほど暑い日でした。
それでも大学生たちは
「席、わかりますか?案内しますよ。」「楽しんできてくださいね!」
と積極的に声を掛けており、それにお客さんたちも笑顔で答えていました。



東北にはなかなかない関西の人特有のノリのよさが、会場の雰囲気をますます明るくしていたように思いました♪

兵庫で水墨画を描いている人たちが、東北の人を想って絵を書いた。といううちわを大学生たちが預かってきており、先着でお客さんに配布をし、すごく喜ばれました。



大学生たちの多くは初めて仙台に来た人ばかりでした。
「震災もあったし、ずっと来たいと思っていたんです。」
「初めて来たけど、宮城の人たちはみんないい人たちで楽しいです」
「また絶対、仙台来ます!」
そんな言葉をたくさん聞けて、私も嬉しくなりました。

活動時間ぎりぎりまで、募金の声掛けをしたり会場内の片付けをしてくれました。
そして最後までチームワークよく明るく活動をしていた姿がとても印象的でした。




学生も夏休みになり、東北にも全国各地から学生ボランティアたちが来ています。
私も、大学生や専門学生と接する機会が増えてきましたが、話していると
「何かしたいと思っていた」「将来、復興のお手伝いがしたいんです」
という人たちにたくさん出会います。

震災当時はまだ高校生や中学生だった子たちが、震災を経験をしてこうやって活動を始めているんだなと思うと感慨深いものがあります。
大人たちにとっても、若い人たちと一緒に活動することは刺激になるのではないかなと思います。

今回来てくれた大学生が住む兵庫でも19年前に阪神淡路大震災がありました。
現在の大学生は、当時まだ産まれてなかった子や赤ちゃんだった子ばかりです。
それでも、「何かあった時に動ける人たち」がこうやっているのは、学びや教訓があったからだと思います。
東北でも、震災があって復興して終わり。ではなく、辛いこともあるけれど伝えていくことも大切なのだと思いました。

まだまだこの夏ボランティアはたくさんありますよ!
ボランティア情報はこちらから→ http://volunteerinfo.jp/info/?organization=&body=%E5%A4%8F%E4%BC%91%E3%81%BF#vlh
是非1つでも参加してみはいかがでしょうか?

兵庫の大学生のみなさん、お疲れ様でした!
是非また東北に来てくださいねー!



(ボランティアインフォ 田屋)