読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

引越作業中です

『カリタス石巻ベース』さんを訪問してきました

今回訪問したカリタス石巻ベースは、カリタスジャパンから資金援助を受けて運営されています。

カリタスジャパンは国内および海外における社会福祉活動の推進及び募金、援助活動に貢献することを目的としており、全国に支部があり東日本大震災以外にも、様々な援助活動を行っています。

カリタス石巻ベースは、震災直後は避難所で「お湯出し」の活動から始まりました。
寒かったあの震災の時、お湯を提供する「お湯出し」は避難所の皆さんに喜ばれ、交流が深まり、活動が広がったそうです。


現在は、仮設住宅を中心にお茶っこ傾聴をし、ベースの1階には交流スペースを設け、地域の人が誰でも気軽に立ち寄れるサロンを常設しています。
ベースにはシャワーもありボランティアさんが男女各4人~6人ほど泊まれる部屋もあります。
 


今回は、私もお茶っこ傾聴ものぞかせていただきました!
現在、石巻ベースでは東松島の仮設1か所と石巻の仮設5か所を月1回ずつ回っているそうです。

震災から4年目に入り、復興住宅の建設や入居、家を建て仮設住宅を出る人が増えてきています。
仮設住宅に住む人たちはまた新たな不安や孤立感を感じてしまう人がいることや、いままで地域のために取組んできた自治会長さんたちもそろそろ疲れてしまっているという話もお聞きしました。

カリタスさんは、お茶っこを通し仮設に自由に出入りできる場所をつくることで、住民の方々の不安を取り除き、住民さん同士のクッションになっているのだと思いました。

『傾聴』というと「何をすればいいんだろう?本当に話を聞くだけでいいのかしら。話が盛り上がらなかったらどうしよう」と思う人も多いと思いますが、カリタスさんでは『寄り添い』ということをとても大切にされています。
無理に話を引き出すことはせず、隣で相槌を打ったり相手の話を聞くことが大切だと教えてくださいました。

今回お茶っこで訪問した仮設住宅から復興住宅に移った方に語り部をしていただきました。
2011年3月11日はどんな状況だったのか、お話だけではなく実際に避難した場所などにも案内して頂きました。



さらに、現在住む復興住宅もおじゃまさせてもらいました。
震災で奥様を亡くされ、息子さんに一緒に住もうと言われても生まれ育ったこの場所を離れたくないと地元に残った80歳のその方は現在一人で暮らしています。
(しかし80歳に見えないほど、すごく若々しく元気でした!)

お宅にまで上がらせてもらい、私も少し恐縮していましたが
「人が来てくれると刺激になるし、元気になる。ボランティアさんやいろんな方が来てくれると嬉しいよ。感謝しています」と話してくださいました。



カリタスさんに来るボランティアさんは、リピーターや口コミで来る方が多いそうです。
ばらばらで活動をしていても、活動の最後に行う『分かち合いの時間』と『食事の時間』をみんな一緒に取り、ボランティア活動をしていてそれぞれが感じたことや、疑問に思ったことを共有することで、不安を取り除き、次の活動にも気持ちよく臨めるのだと思いました。

東日本大震災関連のボランティア受入は、石巻以外にも、岩手県には宮古ベース、大槌ベース、釜石、大船渡ベース。
宮城県には米川(南三陸)ベース。福島県には原町ベース、いわきサポートステーションがあり、それぞれのニーズに沿った寄り添いのボランティア活動が行われています各地域によって活動内容が変わっていますので、以下のURLからご確認ください。
http://www.caritas.jp/whats_caritas/images/Eearthquake_volunteer_A3.pdf

仮設に住む人が減っているから、復興している。もうボランティアは必要ないんじゃない?
時間が経つにつれて、そう思ってしまうこともあると思います。
だけど、時間が経つにつれまた新たな問題や不安が出てきているのだと感じます。

カリタスさんは、これからも傾聴活動を行っていくようです。
ほぼ毎日ボランティアさんを受け入れています。
ボランティアをしたことのない方、力仕事や暑い中で活動するには体力に自信がない。という方にもおススメです。
是非一度、訪問してみてはいかがでしょうか?最新ボランティア情報はこちらから
個人の方 http://volunteerinfo.jp/info/6576
団体の方 http://volunteerinfo.jp/info/6577

(ボランティアインフォ 田屋)