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地元住民が作る被災地応援ツアー〜ユナイテッドアース訪問レポ〜

「被災地に仕組みと事業体を残すことが役目、新しい産業を作らないと意味がない。それに共感する企業さんを巻き込んで一緒に進んでいきたい」



そう話すのは南三陸町志津川で支援活動をする団体「ユナイテッドアース」の北子さん。
震災後から神戸に拠点を置く同団体の南三陸支援担当となり、ほぼ毎日を南三陸町で過ごしています。

ユナイテッドアースは阪神大震災での支援活動の経験から、支援活動の進め方として広範囲に行うのではなく、長期的な視点で特定の範囲に寄り添い、「「産業の復興」「雇用の創出」を視野においた活動を丁寧に行っていくことを目標としているそうです。(参考ブログ:http://united-earth.jp/minamisanriku/about/)

今回訪れたきっかけは、南三陸町内にある浜の漁師さんから、今年のワカメ収穫時に人手が不足しておりボランティアさんに来ていただけないか?というお願いでした。

もともと南三陸町で活動していたユナイテッドアースさんにご相談したところ、同団体が進めている「南三陸復興学びのプログラム」に浜でのボランティア活動を組み込んでみてはどうかというご提案を頂きました。

このプログラムは南三陸町出身で被災された皆様が企画・運営しており、町内の魅力を町民が語るとともに、ここでしか体験できない心に残るツアーを作っています。

運営メンバーは小さなお子さんがいるお母さんが多く、現在町内に出ている土木や建設の求人では働きにくさを感じています。
このプログラムは県外から町内へ来るボランティアさんのニーズと、そういったお母さんや若者世代の仕事に対するニーズを組み合わせたプログラムなのです。

ツアーといっても団体で大型バスを運行するものではなく、小型のバンに1約15名程度の人数が乗り込み、ボランティア活動をしたり仮設商店街でお買い物をしたり、地元の語り部ガイドから津波体験を聞いたり、アットホームな雰囲気が魅力です。

このプログラムは地元の方々が中心となって進めていくことに意味があり、冒頭の北子さんの言葉がまさに反映されているものだと感じました。

ご相談を受けていた浜での実施はまだ未定ですが、単なる人手としてのボランティアだけではなく今後の交流人口の増加に繋がるボランティアの受け入れとして、検討する余地が大いにあると思います。

引き続き、進めていきたいと思います。

(ボランティアインフォ:大藤)

◆ユナイテッドアース南三陸復興応援プロジェクト
http://united-earth.jp/minamisanriku/