お店の名前は「 」かぎかっこ〜高校生が作る石巻のカフェ〜

石巻市役所が入る駅前の複合ショッピング施設「エスタ」の1階に、石巻の高校生がゼロから考えて作るカフェが来月オープンします。

お店の名前は「  」(かぎかっこ)。今年6月には作戦会議とキックオフイベントが開催され、高校生たちがワークショップを通してカフェで実現したいこと、夢、どんなカフェにしたいかなどの話し合いをしたそうです。



この日は改装中とのことでお店の裏から入らせて頂きました。
案内して下さったのは、今年4月から新卒で運営団体であるNPO法人み・らいず(http://me-rise.com/)に入った田口さんです。

石巻では震災前から、高校生が卒業後に地元にとどまることは少なかったそうです。若者が流出していました。このプロジェクトでは、そんな地元の高校生たちに、石巻でも未来を創る可能性があることを伝えていきたい。あくまで高校生たちが主体となって、決定権を持つ、大人はすれを聞きサポートに徹しています。」
と、田口さん。



11月のオープンを控えて高校生たちはメニュー作りにも力を入れているそうです。
田口さんのおすすめは「野菜スティック」で、3種類のソースがあり地元の水産加工会社「木の屋石巻水産」の鯨大和煮とマヨネーズをミックスした「くじらマヨネーズ」が美味しいとのこと!
どんな味なんでしょうか??

カフェでは随時高校生をサポートする大学生や一般のボランティアを募集しています。募集チラシに高校生からのメッセージがあったのでご紹介。

「いしのまきカフェ「 」では、アニメに出てきそうな、個性豊かなメンバーが集まっています。学校のクラスみたいににぎやかですが、学校の授業や部活、バイトでは得られないものがいっぱいあります。私は、このプロジェクトに関わってから、日々のワクワクとドキドキが増え、世界が変わりました。(中略)ぜひ私達の先輩になってください。!(笑)一緒に素敵なカフェをつくりましょう! 石巻市立女子高校2年」


(真っ白い壁には高校生のアイディアが楽しげに踊っています)

日々のワクワクとドキドキが増えるってとっても素敵なことです。
未だ震災の爪痕が残る街中で、毎日の世界が変わるくらいの時間を過ごす石巻の高校生たち、ちょっと羨ましいですね。
そう思った方はぜひ、サポートメンバーとして参加してみてはいかがでしょうか?

高校生に戻ったつもりで、日々のワクワクとドキドキを!

「高校生が石巻でカフェを作ります!大学生・一般のサポートボランティア募集!」
http://shinsai.yahoo.co.jp/volunteer_db/detail/tasukeai_japan/4589.html