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「金華山」という名の島へ 〜 2013年 巳年大祭に向けて 〜

宮城県牡鹿半島の先に位置する金華山
ここは、東日本大震災の大地震で一番震源地に近い場所。

牡鹿半島の鮎川港から海上タクシー(シーバス)に乗り、金華山の調査へ。
対応していただいたのは、黄金山神社 権禰宜(ごんねぎ) 日野篤志さん。
じっくりとお話しを伺いました。

震度7の大きな揺れと津波に襲われ、石巻市や女川町をはじめ、牡鹿半島は壊滅
状態。
金華山にも数十m規模の津波が押し寄せ、島の広範囲が水没されたとのこと。
地震だけでなく、津波、そしてその後の台風。

1200年以上前に創設され、荘厳な拝殿を有した黄金山神社
灯篭は崩れ、石壁の崩壊、鳥居も根元から折れるほどの惨状。
土砂がれきによる貯水池の埋没。
がけ崩れで参道は塞がれ、社殿も崩れ落ちた。

現在は、ボランティアさんの力で少しずつ復興しはじめています。
倒壊した石畳や灯籠は修復され、目立つ被害個所は少なくなってきていますが、
まだ現状復帰ができていないものも多くあります。

金華山は来年2013年に行われる12年に一度の巳年大祭を控え、急ピッチでの復旧
が急務です。

平成元年のピーク時には約50万人の人が全国から参拝し、本来であれば周辺地域
への経済効果が非常に大きく見込まれるはずですが、復旧までの道は大変厳しい
状況です。

崩れたままの参道は、手摺がなく、冬の雪道では滑りやすく危険な状態です。
貯水池は、土砂とがれきで埋没し、ボランティアさんの力で一度撤去したけれど
も、まだ土砂が残っている状態です。
また、社務所内の参拝客の方たちのための大浴場が壊れたままになっています。

復興への道のりは大変厳しく、大きな支援の手が求められていることがわかりま
した。

金華山黄金山神社
http://www5.ocn.ne.jp/~kinkasan/