女川から若いパワーを発信!〜仮設商店街でビアガーデン開催を〜

4月29日に女川にグランドオープンした「きぼうのかね商店街」に行ってきました。
女川高校へ続く坂を上ったさきにあったのは木造がかわいらしい仮設商店街。東北芸工大の学生さんもロゴデザインやフラッグなどの設備作成に携わったそうです。



ここで青果店「阿部新」を営む阿部新太郎さん26歳。

震災前は女川中通商店街で青果店を営んでいましたが、津波により今は跡形もありません。



「阿部新は祖父の名前なんです」と新太郎さん。
稼業を次いでここ仮設商店街で店を運営していますが、青果以外にもセレクトした食料品や雑貨がセンスよく並べられていました。

京都の作家さんが作ったというスツールがとても可愛かったです!


これからやっていきたいことを伺うと、「ビアガーデン!」と即答が返ってきました。

「アジアン小物の路面店とか、ケバブとか、若い人も楽しめるような雰囲気のビアガーデンをやりたいんです。4月にやっと仮設商店街としてオープンしたけど、お店を出して終わってしまっては駄目。新しいことにチャレンジして若いパワーをもっと発揮していきたいんです。もし失敗したら方法を変えて再チャレンジすればいいじゃないですか」

新太郎さんは語ってくれました。
外に椅子とテーブルを出して、夜風に当たりながらお酒を楽しむ、そんな交流の場を目指して、まずは仲間を集めていきたいとのこと。

女川に来ると、若い世代の団結力をとても感じます。
昨年も若い有志が集まって我歴(がれき)ロックフェスを開催していましたが、今年も行われるそうです。

きぼうのかね商店街にて、出店やアイディアを出してくださるかた、ボランティアとして関わりたいかた、まずは阿部さんにご連絡ください!

※ビアガーデンは7月を予定しており、6月2日は路面店などの出展で組織の下地を作っていきたいとのこと。


【6月2日開催】女川仮設商店街でイベントでアーティストと路面店出展者募集!

(ボランティアインフォ 大藤)