【311イベント】災害に強いメガネ〜アドレンズジャパン、企業の支援方法〜

若者も老人も同じメガネをかけることが出来るなんて信じられますか?

実はそんなメガネはすでに存在しているのです。

度数の調節が「いつでも」「誰にでも」「何度でも」可能なこのメガネは、
災害時の緊急用や一時的なスペアのメガネとして開発されました。

このメガネを開発したadlensという会社は、2005年に設立された新しい会社です。
さぞごっついメガネだと思うでしょうが、それがとてもスタイリッシュなのメガネなのです。


紹介動画です。

災害時の緊急用とは思えない、普通のメガネとしても欲しいくらいかっこいいメガネですよね。
adlensでは液体レンズのメガネと二つのレンズをずらして度数を調節するメガネの2種類を開発しています。

3月11日に発生した東日本大震災後では、後者のメガネが被災地で大活躍しました。
津波によって、当時多くの人が着の身着のままの避難を余儀なくされました。

被災者の方々は
60代男性 「震災のときいつも使っていたメガネを持ち出せなかった」
50代男性 「支援で届いたメガネは、両眼とも同じ度数だったので慣れるまで時間がかかった」
60代女性 「老眼鏡は持ち出せたが遠近両用メガネが欲しいと思っていた」

このようにおっしゃっていました。

「度数が調節できるメガネ」なら被災者の方々のニーズに確かに応えています。
宮城県福島県の被災地に約1500個が送られ、多くの方々に重宝されました。

このメガネは緊急用ですが、一般の方々も買うことが出来ます。
液体レンズのメガネは昨年12月から販売が始まったばかりです。
興味を持っていただけたなら、3月11日の「1万のつながりを 311から未来へ」のイベントに足を運んでみてください。
実際にメガネの展示を行い、震災後の支援の様子を紹介する予定です。

1万のつながりを 〜311から未来へ〜

(ボランティアインフォ・安彦)