【311イベント】石巻という地名が繋いだ縁〜石巻山立螺之会〜

石巻山」

この地名を聞いて、この名前を見たあなたは

宮城県の「石巻

を思い浮かべませんでしたか?

わたしは宮城県出身ということもあり、まず宮城県石巻市を想像しました。
しかし、今から紹介する団体が活動する「石巻山」は宮城県からは遠い愛知県にあるのです。


愛知県の東部豊橋市に「石巻山」はあります。
小さな山ですが、弓張山脈の北の要とふるくから人々に親しまれてきました。。
この石巻山周辺では、千年もむかし、修験道の聖地として石巻山周辺は修験道の中心では法螺(ホラ)貝の音がたえまなくこだましていたのだそうです。




そして興味深いエピソードを見つけました。

石巻山(いしまきさん)と同じ地名の石巻市(いしのまき)の関係」
宮城県石巻湾の北東に牧山と言う名の霊山がある。
江戸期に仙台藩士が書いた封内風土記によれば、西国より白山神社を湊村の竜牧島に遷座し(神仏の座を他の場所に移すこと)、石龍(トカゲ
のこと)を祭り、龍頭者と称した為、山を石巻山と呼んでいた。これが、牧山になった。

とありました。

なんと、単に偶然地名が一致していたのではなく、
二つの石巻はふるくから所縁のある地だったのですね。
驚きとともに愛知県の「石巻山」がぐっと親近感のあるものに感じてきました。

今回紹介させて頂くのは「石巻山立螺之会」という団体です。
法螺貝を吹くことを「立螺」と言いますが、団体名にもなっているように法螺貝を吹くことを主な活動としています。
全国でもこのような活動をしているところは稀だそうです。

まずは法螺貝の調べを聞いてみてください。
youtube動画
 

どこか引き込まれるもの、癒されるものを感じませんでしたか?
実はこの動画、「第一回 東日本大震災復興チャリティーライブ」の様子です。


石巻山立螺之会は3月11日の「1万のつながりを〜 311から未来へ〜」のイベントにて法螺貝体験ブースを出展します。

今後被災地でのワークショップ活動や石巻での支援活動を行っていくそうです。
このイベントで今後どんな支援方法の可能性があるのか探っていきたいとのことでした。皆さんぜひ体験しにきてくださいね。

1万のつながりを 〜311から未来へ〜

(ボランティアインフォ・安彦)