岩手で活動するボランティア団体「いわてゆいっこ」〜ゆいっこ盛岡新聞〜

11月24日、初めて岩手のボランティア団体を訪問しました。
最初に訪問したのは、盛岡南インターを降りて10分ほどに拠点事務所を構えるゆいっこ盛岡さん。

フレッシュ担当(名刺にそう書いてある!)の吉田さんと、制作担当の八重樫さんに岩手でのボランティア活動の様子や復興の状況などを伺いました。

「ゆいっこ」の「結(ゆい)」とは集落や自治単位における協働作業の制度で、住民同士が支え合い協力し合う相互扶助の精神から成り立っています。これに岩手(というか東北?)の方言である名詞の語尾に良くつける「こ」を足して「ゆいっこ」。

岩手県内に8つの支部を設け、沿岸部からの被災住民を受け入れる内陸の後方支援ネットワークとして、民間の有志の方が活動されています。


ゆいっこ盛岡では、支援頂いた方や企業などへの活動報告として、月に1回、「ゆいっこ盛岡新聞」を作成しています。ボランティア参加者からの活動報告日記や、支援者の紹介、ボランティア募集、今後のスケジュールなど、とても内容の濃い新聞となっていました。

(PDFで見れます。リンクはこちら!)

今こそ、都市と農村、沿岸部と内陸部の関係を結い直し、共に支え合う国造りに立ち上がらなければなりません。
私たちは、お互いの顔が見える息の長い支援を目指しています。
(ゆいっこ盛岡新聞 Vol.1より)


岩手を訪問して感じたことは、「沿岸部と内陸部」に対する意識を強く持っているということ。地形的な隔たりが、心の距離にも影響しているのかもしれません。

帰りの東北道は雪が吹雪いていました。
いよいよ本格的な寒さが来る岩手ですが、今後も出来る限り足を運んでいきたいと思います。

(ボランティアインフォ・大藤)