「からだ復興支援隊・ボディヶ浜」さんを訪問しました。

人を癒す仕事を目指している人って、なんだが、人柄の良さとか包み込むような優しさがにじみ出ているんですよね。

七ヶ浜ボランティアセンターで、ボランティア活動をする小野寺さんもその一人。通常のボラセン運営に加えて、「からだ復興支援隊・ボディヶ浜」(震災後立ち上がった団体は数あれど、一度聴いたら忘れられないこ素敵なネーミング!)として、七ヶ浜仮設住宅に住んでいるかたへマッサージなどのケアを行っています。

昨日お伺いした時はちょうど施術中でした。


テンガロンの麦わら帽子がトレードマーク!
「ボディヶ浜」は仙台市内の柔道整復の専門学校に通う学生が中心に立ち上がった団体で、仮設では月に1回、ボラセンで月に2回、被災者やボランティアの身体のケアをしています。

「マッサージしながら話を聞いてしばらくすると、本音が出てくる。仮設に対してとか今の暮らしだとか愚痴がポロっと出てくるんだけど、愚痴を言うくらいの元気があるんだって思って受け止めています。そこから出た要望とかニーズを他の団体と連携して支えていきたい。」

「冬に向かうと、寒さなどから家に閉じこもってしまう。そうすると気持ちがネガティブになったり、不安を抱いたりしてしまうので、散歩を勧めたり、とにかくじっとしちゃだめ!って声をかけています。」

ボディヶ浜の他にも身体のケア系ボランティア団体はありますが、小野寺さんが心掛けているのは、支援が届きにくい小さな仮設住宅などを訪問しているとのこと。

「最近はありきたりな言葉になったかもしれないけど、本当に住民の方から元気をもらうよ。それはほんとにそう。」
と最後におっしゃっていた小野寺さん。来年春には専門学校を卒業し、資格を持てるので、もっと活動の幅を広げていきたいとのことでした。震災から1年目を迎える3月には、これまで長期に渡って活動してきたボランティア団体やNPO団体が引き上げてしまう可能性がある中で、地元の団体として4月からは更に力を入れて活動していきたいと語っていました。

・取材の様子は小野寺さんのブログでも紹介して頂きました!ありがとうございます〜【デラログ 〜七ヶ浜ボランティア日記〜】

【より充実したケアを!鍼灸マッサージ等の資格を活かして協力してくれる方募集!(YahooJapan!復興支援サイト)】

(ボランティアインフォ 大藤)