若林区で活動するReRoots311さんを訪問しました。

こんにちは!ボランティアインフォの学生メンバー安彦です。
ボランティアを募集しているという話を聞き、仙台市若林区で活動されているReRoots311さんを訪ねました!

ボランティア団体「ReRoots」さんは代表の北村がせんだいメディアテークのセッションでご一緒させて頂き、また以前からTwitterなどでも知っていましたが、訪ねるのは今回が初めて。
プレハブのボランティアハウスを構え、学生も中心に出入りしているという。
しかし素敵な団体名。
どんな団体なんだろう。そうこう思いを巡らすうちに活動拠点の若林区荒井に到着。

今回は代表の広瀬さんにお話を伺いました。



ReRootsの立ち上がりは4月の中旬と早い時期。
2011年3月11日に起きた東日本大震災で、仙台市川内コミュニティセンターに避難したメンバーが集まって結成しました。
非常事態の日々も過ぎ去って各地で生まれたボランティア組織が姿を消していく中で、ReRoots311は活動の幅を広げ、続けボランティア人数も伸ばしていきました。
震災から半年をむかえた今でも活動を続ける強さはいったいどこにあるのでしょうか?

広瀬さんは言う。
「私たちには4月の立ち上げ当初から明確な理念がある。」
活動拠点のある若林区は農家が多いが、それだけに民家の泥だし等の作業は「復旧」でしかありません。
ReRootsは農業の再生をお手伝いすることで被災者の方々の「復興」をお手伝するのだそうです。
目指すものは若林区周辺地域の「復興」。
「復旧」にとどまらないことが活動を続ける意思の強さの表れなのかもしれません。

「復興には少なくとも4、5年はかかる。人によっては10年という人もいる。」
ReRootsの活動はこの地域が復興するまで続けていくつもりだと話していました。
広瀬さんの決意は固い。
そう感じました。

ReRootsさんは農業支援の他にもイベントを企画されたりと様々な形で「復興」支援活動を行っています。
興味を持たれた方はコチラ をチェック!

また、農業再生支援ということで
・畑の土おこし
・草むしり
・側溝の泥だし
等でボランティアを募集しています。
仙台駅のバス停から一本で行ける場所にあり、半日からでもOKとのこと。

ボランティアハウスには、津波で流されてきた流木を使って作られたチェーンソーアートを見かけました。
我が家の玄関先にも一つ欲しい・・・と思うほどの完成度。
ボランティアに行かれた際はこちらもチェックしてみてくださいね。