【第7日目 もとボラプロジェクト実施報告】

もとボラプロジェクト7日目。2度目の登場木村がお送りします。

今日は石巻市と女川町へ行ってきました。

まず、以前にヒアリング・ボランティア募集情報のデータベース掲載を行った石巻駅前の商店街エリアにある楽器屋「サルコヤ」を訪ねました。
サルコヤ店主の方が、「ちょうど、君たちのボランティア情報を見たボランティアさんが来てくれているよ」と。
詳しくお話を聞くと、他にもボランティアインフォのデータベースを見た方から連絡があり、来てくれることが決まっているそうです。「いい仕事してるね。これからも頼むよ」と、嬉しい言葉を頂きました。

次に訪れたのは、津波で店舗を失った女川町の商店主の方たちが、コンテナハウスを並べてつくった「おながわコンテナ村商店街」。
花屋、電気屋、お惣菜屋、青果店、食料品店など、様々なお店が並びます。商店街の会長を務める相原さんは、「日曜だけど、人は少ない。わかりにくい場所にあるし、仮設は遠い」と話していました。ボランティアインフォの活動を話すと、「入り口のコンクリートに絵を書いてくれるボランティアさんはいないかな。看板になる。笑顔をいっぱい売っているって書いてほしい」。


ボランティアインフォで、20×5mの大きな看板を書いてくれる、アーティストボランティアの募集情報を掲載することにしました!

「もとボラプロジェクト」第一期は7日で終了です。
怒濤の毎日で一週間があっという間でした。いろいろなことがあってまだ頭の中は全く整理できていません。本当にボランティアが足りないのか、どんなことが起こっているのか、インターネットで調べるだけでは判断できなかったけれど、自分の目で見て、耳で聞いて、ボランティアはまだまだ必要なんだということを感じました。

依然として泥かきやがれきの片付けが残っているところもあるし、人が暮らしていくための支援が届いていないところもありました。ボランティア団体をサポートすること、ボランティアしたい人へボランティア情報を伝えること、ボランティアがまだまだ必要なことを伝えること。まだやることはたくさんあると思いました。
(木村)


 ・もとボラプロジェクト参加学生レポート1日目
 ・もとボラプロジェクト参加学生レポート2日目
 ・もとボラプロジェクト参加学生レポート3日目
 ・もとボラプロジェクト参加学生レポート4日目
 ・もとボラプロジェクト参加学生レポート5日目
 ・もとボラプロジェクト参加学生レポート6日目