【第4日目 もとボラプロジェクト実施報告】

もとボラプロジェクト4日目は、神奈川から来た木村が報告します。
今日は、2チームが、仙台市石巻市を中心に活動しました。私が入ったチームは、石巻市雄勝と尾崎、女川町へ行ってきました。

まずは尾崎という石巻中心部から離れたエリアで、個人で活動している羽石さんにお話をお伺いしました。

羽石さんが行っているのは、団体や社会福祉協議会ができない、個人だからこそできること。


「ただがれきを撤去するだけで捨ててしまうのはもったいない。漁師さんが使う、うきや、包丁など、いろんなものがでてくる」と、がれきの撤去をしながら使える道具を洗って届ける活動を行っています。

尾崎地区に橋がかかったのは6月。壊滅的な被害を受けたこの地域は都市計画などもなかなか進まず、電気などが通るのは一番最後なのではないか。という危惧から、いろいろな企業にかけあって、ソーラーパネルの設置も実現していました。

羽石さんに同行するとおじいちゃんとおばあちゃんに出会いました。
2人は仮設住宅と自宅を往復して生活しているとのこと。ウインナーやお漬け物などをごちそうして頂いてしまいました。


羽石さんは地元の人とのコミュニケーションを大切にしています。
最後に、「少しでも尾崎の人が快適に過ごせればいいな。またカキとかがとれるように」と話していました。

尾崎に近い、雄勝にも、まだ支援の手があまり届いていない小さな町や漁村がありました。そこでも活動しているボランティアの方はいます。少しでもサポートできるよう、私も「もとボラプロジェクト」精一杯頑張ります。
(木村)

 ・もとボラプロジェクト参加学生レポート1日目
 ・もとボラプロジェクト参加学生レポート2日目
 ・もとボラプロジェクト参加学生レポート3日目