ボランティアを希望する皆さんへ

「ボランティア情報ステーション」どのように運営していけるのか。」
今回のご報告は、具体的な内容を考えているオペレーション班です。

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これまで、このブログを通じて私たちボランティアの動きをお伝えしてきましたが、ここでちょっと立ち止まって、「ボランティア情報ステーション」についてお話します。

「とにかく被災地に行って、なんでもいいからお役に立ちたい!」そう考えている一般のボランティアを希望する方々が、日本中にたくさんいらっしゃると思います。しかし、今回立ち上げる「ボランティア情報ステーション」は、ボランティアの受付やあっせんを行うものではありませんのでご注意を!

一般のボランティアを希望する方々は、自分自身でしっかりと情報収集をして、活動の窓口をはっきりさせてくださいね。残念ながら、単独で現地入りしても正直お役にたてることは少ないようです。

とはいえ、
「一般ボランティア募集って書いてあったよ」
「ボランティア募集の案内はないけどニュースでは人手が足りないって言ってる!」
といった声も聞こえてきますよね、、、
しかし、そこはぐっとこらえて、深呼吸。
どうしてそのような矛盾した情報が流れてしまうのか、考えてみることも大切です。

「今、自分にできること」
多くの方が考えていると思います。私もその一人です。
その際に大切なのは「想像力」と「忍耐力」だといえそうです。

「一般ボランティアの方々に力を貸してほしい時期は必ずくる。」

今日お話を伺った、宮城県災害ボランティアセンターの方の言葉がぐっと心に響きました。
問題なのは、被災地の方々がボランティアを必要としているときに、
お役に立てないことだと思います。

たとえば、1ヶ月後、3ヶ月後、夏休み。
「お役にたちたい」という今のこの「思い」を私たちが持ち続けることも、私たちにできる大切なことですね。
(報告者:S.N)

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今日、仙台駅から車で20分程度のエリアの津波被災地域に行きました。仙台駅周辺の復興状況に比べ、確かに個人で活動できる状態ではなさそうでした。